コロナによる影響①・・・DXの進展、格差の拡大
コロナ禍により、様々な面で世の中が変化してしまいました。
様々な方が指摘している様に、もうコロナ前には戻らないでしょう。
その世界はどの様な世界なのでしょうか?
大きな変化の1つは、DXの進展でしょう。それにより、これまで進まなかった遠隔教育、遠隔医療が進んでいきます。
そして、それは人気教師や名医とそれ以外の格差を生み、またそのツールを使いこなせる人と使いこなせない人とで格差が生まれます。
よって、コロナ後の世界は、DXの目覚ましい進展とともに、格差が大きくなる世界が待ち受けています。
コロナの影響②・・・財政赤字の拡大
コロナ禍により、政府は財政拡大と金融緩和を行いました。
このペースで財政赤字が継続すれば、2050年代には政府債務の対GDP比は500%以上にもなります。
これに対しては、財政改革が求められます。
また、コロナ禍にあえぐ企業に対して、持続化支援金や無担保無利子融資が行われ、その規模は膨大です。
今後は、ビジネスモデルが破綻している企業については倒産させ、資源の再配分を進める必要があります。
また、個人の支援策としては、失業給付、雇用調整助成金、特別定額給付金がありました。
これらの問題点は、支給が遅いことと、公務員や年金受給者、生活保護受給者等の収入減少がない層にも一律に給付されたことです。
また、ゾンビ企業を温存させ、人材を次の成長分野に回すことが出来なくなります。
解決策としてのベーシックインカム導入!
これらの解決手段として、ベーシックインカム導入があります。
DXの進展による格差の拡大で、仕事がなくなる人が出てきます、その人たちにはベーシックインカムで収入が保証されます。
例えば1人につき月7万円とすれば、必要な予算は年間100兆円。現状でも、社会保障費だけで100兆円に上る訳なので、十分に検討可能。
また、ベーシックインカムは社会保障と一体化させるため、社会保険や失業給付、年金といった仕事が不要となり、行政の合理化が可能です。
財源については、消費税や富裕層への増税、行政合理化による歳出減、法人税等が考えれます。
また、失業給付とワーキングプアの不平等、家賃補助はあるのにローンの支払いには援助がない等、不平等が是正されます。
支給については、マイナンバーカードを活用すれば、迅速な支給が可能。
感想
ベーシックインカムについては実は相当前から、世界各国で議論され、実際に実験も行われているようでうすね。
個人的な感想としては、実際に公約に掲げる政党もあり、導入される可能性はかなり高いのではないかと思います。
また、新円切り替え時に、デジタル円のみの発行とし、その円にマイナス金利を課せば、資本が退蔵されず、消費が活発化し、企業収益向上や税収増が期待できるのではないかと思いました。
FIRE生活を目指すものとしては、富裕層への増税や資産税等がどうなるかが、気になりますね。
今後も情報を収集して、対応策を練っていきたいですね。
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