本日の内容
ナスダックが下落している要因と今後の動向を考えます。
またその上でとるべき投資戦略についても考えてみます。
現在アメリカ株はが調整して困っている人は是非お読みください。
また本日の内容は以下の動画の内容を参考にしました。非常に勉強になるので、ご興味のある方はご覧ください。
ナスダックの動き
足元でナスダックを起点として、アメリカ株は調整していますね。
ナスダックの下落の要因はやはり金利の上昇です。
FRBのパウエル議長がバランスシート縮小を議論していることが分かり、一気に金利が上昇しています。
下図を見れば、ナスダックは金利の下落ととともに上昇し、金利上昇とともに下落していることが分かります。金利は超長期金利である住宅ローン金利であることがポイントです。
では金利は今後どうなるのでしょうか?
(岡崎良介氏の作成資料より)

超長期金利の変動要因
下図から超長期金利の変動要因は原油価格であることが分かります。
今から30年後の2050年頃と言えば、脱炭素の終点となるべき時代ですね。
しかしだからと言って、原油の使用量がゼロになるとは言えません。
むしろ調整エネルギーとしての存在感を保持している可能性があります。
また足元では原油価格高騰に関わらず、シェール企業の増産は行われておりません。
世界的にも脱炭素の流れから、原油採掘への新規投資が行われておらず、今後も生産が増加する可能性は低いと思われます。
OPECもずっと増産はしていませんね。
さらにはロシアとウクライナの問題もあります。
とすれば今後も原油価格上昇⇒超長期金利上昇⇒ナスダック下落の目が見えてきます。

投資戦略は?
岡崎氏は30年金利と10年金利が縮小から拡大に反転して、しばらく後に景気後退に陥るとしています。
そこで数を見ると、現在はまだ縮小段階にあり、景気後退は1年~2年程度は先であることが示唆されます。
それからすると株から撤退する場面ではなさそうです。

では何に投資すれば良いかと言うと、大型割安株になりそうですね。
実際にそういう動きになっています。
そういう意味では日本株も銘柄によっては投資妙味があるかもしれません。

最後に
ナスダックの下落要因は超長期金利の上昇によるものと思われます。
そして超長期金利は原油価格に連動しています。
脱炭素の流れで、原油採掘への新規投資が細り、またOPECが増産せず、ウクライナ問題もある中、当面原油価格は高騰が継続しそうです。
よってナスダックは今後も厳しい展開が予想され、それは大型ハイテク株にも及びそうです。
今後は大型割安株に投資妙味がありそうで、日本株にも可能性がありそうです。
Where there is a will, there is a way!
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