バブルの犯人は金融機関!

経済

1989年当時の状況との比較

以下は、朝倉慶氏の「株高・資源高に向かう世界経済入門 株がバブルというウソ」の書評です。

1989年当時、日経平均株価は約3万9千万円でした。その後、失われた30年で日経平均株価は高値を更新していません。(但し、ドル建てや大型株指数である日経500は高値を既に更新していますが。)

当時のPERは60倍、現在は13倍台と大きな乖離があります。また金利は当時が4%~5%台、現在はほぼ0%という状況です。

ではなぜ当時、日経平均はこれほどまでに買われていたのでしょうか?犯人は誰なのでしょうか?

バブルを引き起こしたのは誰?

答えは金融機関です。

1985年~1989年で、銀行・生損保が23.3兆円の買い越しで、個人は10.4兆円の売り越し1989年では、銀行・生損保が6.9兆円の買い越し、個人は2.6兆円の売り越しでした。

そして、金融機関の全時価総額に対する保有比率は、1990年が時価総額590兆円に対して、金融機関保有率は42%もありました。2019年では740兆円に対して、29.5%にとどまります。

銀行は信用創造で本来はどれだけでも株式を購入できます。そして、当時は自身で株式を購入するのみならず、顧客にも融資をして株式購入を進めていたのです。これは現在では絶対に承認されない稟議です。私もよく顧客に、「昔、銀行に言われて、借金して株を購入して損した」とよく言われていました。バブル崩壊から10年以上経過していたにも関わらずです。

また金融機関はBIS規制があり、株式購入を制限されています。そして今後その規制はさらに強化されていくため、金融機関が当時の様にバブルを起こすことはありません

今後は

現在がバブル崩壊でないとなれば、株価は堅調に推移するという見方は自然です。

折しも、長期金利はほぼ0%です。

まとめ

1989年当時のバブルはPERが60倍という凄まじいものでした。

そしてそのバブルを作ったのは、信用創造を司る金融機関でした。

しかし、現在金融機関はその保有比率を当時より大きく減少させており、また今後BIS規制から、さらにその保有には逆風が吹きやすいと考えられます。

ということは、株価は堅調に推移すると考えます。

Where there is a will, there is a way!

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