過去のパンデミックと株価推移
スペイン風邪の蔓延におけるNYダウ株価推移については1900年から1933年、SARSの蔓延による上海総合指数の株価推移については1991年から2009年までを示すと、
パンデミックによりその後、スペイン風邪では約10年、SARSでは約5年に渡って株高となった。これからすれば、今回のコロナ禍からの株高は今しばらく続く公算が高い。
しかし、いずれの時もその後大きく反落していることには注意が必要だ。
半導体はスーパーサイクルへ
米半導体株指数(SOX指数)は過去、TSMCが設備投資を増加させてから3年間は上昇する傾向がある。
足元では、TSMCが3年で10兆円の設備投資をするとしており、このサイクルは始まったばかりだ。
中古車価格も上昇
中古車価格は足元上昇傾向にあり、中古車価格が上昇すれば新車価格も上昇する。
これは10年くらいつづく長期サイクルだ。
結論
コロナ禍からの株高局面はまだしばらく続きそうだ。
しかし、その後、反落の危険もあり、注意していく必要がある。
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