中国のGDP成長率
中国のGDP成長率はコロナ禍からの回復で、一時前年比で+20%近くまで伸びたものの、足元では8%程度に鈍化していました。
これは中国政府が社会融資総量を伸びを抑えていることが要因の1つと考えられます。
現に国有企業の破産等の事象が増加しています。
そして中国のGDPの伸びが鈍化すれば、輸入が減少し、今後世界のGDP成長率が鈍化することが危惧されます。
これまでは中国がコロナ禍からの回復を先導してきましたが、今後逆回転が始まることが予想されるのです。

中国が再度金融緩和
ここで中国は再度、金融緩和に踏み切りました。
預金準備率の0.5%引き下げです。
これにより、銀行は融資をしやすくなりますから、社会融資総量は再び増加に転じ、GDP成長率が高まることが期待できます。
すると、再度世界の成長エンジンとしての役割も期待できるのです。

新規与信の推移
2017年以後の新規与信は、年が経つごとに増加していることが分かります。
そして、今年も順調に増加しており、さらに今後の伸びも期待できるわけです。

株価の動き
発表を受け、香港株(2800)は、長い下髭を付けた陽線で上昇しています。

まとめ
中国は預金準備率を引き下げし、金融緩和を強化しました。
これにより、融資やGDPの増加が見込まれ、株価上昇が期待できます。
先日、ECBも金融緩和に対して長期的な姿勢で臨むことを表明しました。
またFRBも将来の引き締め策を市場に織り込ませながらも、緩和を継続しています。
日本は当分緩和継続ですね。
よって、世界の大国は緩和を継続していることから、堅調な株価は継続する可能性が高いと考えます。
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