円は1970年当時まで下落、外貨運用の必要性あり!

経済

本日のテーマ

日本円の購買力は1970年当時のレベルにまで下落しています。

また最近は有事の円買いは起こりにくくなってきました。

しかし、その購買力の低下や円安は、購買力平価や国際収支から見ても妥当な範囲であり、異常とは言えない水準です。

このまま日本円が安くなっていく可能性は否定できず、外貨運用の必要性があります。

日本円は1970年当時まで下落

下図の通り、円の実効レートは1970年当時と同等の水準まで下落しています。

つまり、日本人の購買力は低下している訳です。

バブルの頃は日本人が大挙して海外旅行をし、ブランド物を買い漁っていました。しかし今では逆に、外国人特に中国人が大挙して日本に押し寄せてブランド物を買い漁っているのです。

私個人の実感としても、卒業旅行で海外を旅行した時に海外の人と話をしましたが、彼らは一応に「日本は高い、だから行けない。」と言っていました。一方で、一昨年、北海道を旅行した際には、中国人で溢れかえり、中国語ばかりが聞こえ、ここは中国かと思うほどでした。

購買力平価で見た日本円

購買力平価では、各国のインフレ率の差から為替の理論値を求める考え方です。この点、アメリカはインフレが続き、日本はデフレ時代が長かったので、購買力平価は概ね円高に傾き、実勢相場も円高になってきました。

しかし、近年はアメリカも低インフレとなり、2国間のインフレ率が縮小し、理論値自身が概ね横ばいでの推移となっています。

現在は消費者物価の理論値近辺で推移しており、この点からはさほど円安とは言えず、つまり今後必ず円高になるとは言えないことになります。

もっとも足元でのアメリカのインフレが、FRBの言う様に一時的でなければ状況が変わる可能性はあります。

国際収支から見た日本円

かつては日本の貿易収支は膨大であり、それを円転する時に円高となっていました。

しかし足元では経常収支は大幅なプラスであるものの、貿易収支はトントンです。よって、貿易収支による円転の圧力はありません

経常収支についても間接投資よりも直接投資の割合が高くなってきています。直接投資は日本企業による海外事業への投資が主であり、当面は円転されることのない資金と言えます。

よって、足元では円買いは起きにくくなっているのです。

まとめ

日本円の円安傾向が続いており、円の購買力は1970年当時の水準まで下落しています。

有事の円買いは起きにくくなっています。

これは購買力平価や国際収支で見ても、異常な状態とは言えず、今後も円安傾向が続く可能性があります。

よって、外貨での運用をおこなっていく必要があると言えます。

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