株価暴落の現状
南アフリカにおいてへ新たな変異株が発見されたニュースを受けて、世界的に株価が暴落しました。
状況を振り返ってみましょう。
①米国株
S&P500は前日比▲2.27%の4,594ポイント。11月からの上昇分を帳消しにした状況です。
その他、ダウは▲2.53%、NASDAQは▲2.23%となっています。
(S&P500)

②欧州株
ドイツ株が▲4.15%、英国株が▲3.64%、フランス株が▲4.75%と米国株より下げが大きくなっており、また出来高が大きいのが特徴です。
世界株下落の中心は欧州にありそうです。
(独DAX30指数)

③日本株
日経平均は▲2.53%の28,751円、TOPIXは▲2.01%となりました。
さらに夜間の先物では、日経平均は28,032円と前日比▲5%以上下げています。
米国株以上に厳しい下げですね。
外国人による先物の売りが震源地ではないかと思います。
この点、空売り比率が50%超となっていることも注目に値し、今後逆に巻き返しがある可能性もあります。
後は、日銀の買いが入るかどうかも注目です。2%超下げた金曜日は買いがありませんでした。
(日経平均先物)

④ドル円
ドル指数が▲0.71%の中、ドル円は▲1.71%となりました。
つまりドルが下落するとともに、円も買われたということですね。
変異株の出現を受けてFRBの利上げ予想は引き下がっており、また米国の長期金利も大きく下落しました。
どう考えるか
今回の下げは変異株の出現に対する不安感や、足元での株価上昇に対する利益確定の動きもあった様に見えます。
特に欧州株の下げがきつく、出来高も大きいことが特徴です。変異株の影響を受けやすいことや、足元では元々感染者数が増加傾向にあったことも要因として考えられます。
この変異株は、スパイクタンパク質における変異がこれまでのものよりも多いと言われており、既にブレークスルー感染も見られています。
今後2週間程度でワクチンの有効性の検証がこれからされる様です。
その結果次第で、株価の動きは変わってくることになりますね。
新たなゲームチェンジャーとなり得るものが出現した以上、その影響を見極める必要があります。
もしワクチンが効かないものであれば、株価は大きく下落する可能性があり、今買い出動することは早すぎる可能性があります。
私としては、未だに株式の構成比は目標に到達していないため、これまで通りに積立は継続するとともに、買いチャンスがあれば少し多めに積立することも検討したいと思います。しかし、それはあくまでも変異株の影響を見極めてからです。
まとめ
新たな変異株の出現により、世界的に株価は下落しました。
長期金利が下落してドルは下落、円買いもあり、ドル円は大きく下落しました。
新たな変異株に対してワクチンが有効かどうかは、今後2週間程度の調査で判明すると思われます。
よってその影響を見極めた上で、チャンスがあれば通常より積立を多めにすることも検討します。
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