本日の内容
本日は、工作機械受注の動向とそこから見える今後の世界経済、株価について投稿します。
最近の株価下落で何のために投資をしているのか分からなくなったという方に参考になれば幸いです。
工作機械受注が増加
昨日発表された日本の工作機械受注は、外需が前年同月比+59%、内需が+67%となりました。
また注目の中国向けは+26.8%と増加しました。
要因としては、半導体の国産化向け投資が拡大、スマートフォン向けの新機種向けの設備投資が活発化している様です。

中国向けのの工作機械受注は世界景気の景気先行指標として有用です。
何故ならば、中国景気は世界景気より先行して動く傾向にあるからです。
下図は、OECD景気先行指数の動きですが、中国が先に動き、その後に日米が動いている様に見えます。
足元ではコロナ禍からの回復局面が、物流停滞等の供給不足、オミクロン流行等の影響からか、頭打ちとなっていることが分かります。
しかし、ここから中国景気が再度上昇するとすれば、世界景気も再度拡大する可能性があります。

カギを握る中国の社会融資総量
中国は足元で連続で利下げをしており、また預金準備率の引き下げも行っています。
いわゆる金融緩和です。
今年は共産党大会の年であり、執行部としては何としても景気は維持したいところでしょう。
そこで金融緩和により、景気を下支えしようとしてい様に思われます。
そして利下げ等の金融緩和の余地はまだ十分にあると言えます。

対応は
最近は、アメリカのインフレ問題、FRBのタカ派姿勢、ウクライナ問題等で株価は冴えない状況が続いています。
しかし、こういう時こそ悲観的な面だけではなく、プラス面も見るべきと考えます。
本日の工作機械受注のニュースからは、まだ世界景気が持ち直し、株価も再度上昇する局面も考えられそうです。
Where there is a will, there is a way!
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コメント
へー中国の半導体メーカーって制裁されて製造装置買えないとばかり思ってた。