2005年相場と類似
今の日経平均は2005年相場と似ている。
2005年当時も日銀による金融緩和から縮小へと動いた局面であった。
現在も、日銀はETF購入目標を撤廃し、また日経平均連動ETFを購入しない方針とした。
そして値動きも驚くほど酷似しており、そこからすれば4月下旬に31,500円でピークをつけることとなる。
その後業績相場に移行し、再度32,000円~33,000円へ戻るものの、20204年には12,000円台へ下落する。
EPSは2022年までの回復を織り込む
既に日経平均はコロナからの回復、EPSの回復を2022年程度と相当先まで織り込んでいる。
現段階ではこれ以上の織り込みは難しい。
中央銀行の金融緩和はペースダウン
コロナ禍で各国の中央銀行は大幅な金融緩和に動いたものの、足元は既に横ばいに転じており、前年比変化率はこれから大幅に低下予定。
投資家のポジションは高水準
世界の機関投資家の株式に対するアロケーションは既に過去20年の平均を超過しており、より一層のアロケーションの上昇は見込みにくい。
感想
以上からすれば、FRB等の動きを注視しつつ、過度に積極的な投資姿勢は控えた方が良そうですね。
自身の投資に対する航路を守っていきたいところです。
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