意外に知られていないアフリカ
アフリカはどのくらいの面積か分かりますか?
アフリカにはどの位の人口があり、今後どの位の人口になるのでしょうか?
アフリカの中位年齢はどの位なのでしょうか?
アフリカの面積は、実はアメリカ大陸、ヨーロッパ、中国を全て含んだよりもさらに大きな面積があります。
また東西南北は、各々東京からシアトル、東京からアブダビ位の距離があるのです。
また現在の人口は13億人くらいですが、2050年には22億人にもなると予想されています。そして2100年には35億人にもなるのです。
つまり2100年には世界人口の1/3を占めているのです。
さらに中位年齢は18歳と非常に若く、今後中国、そしてインドの生産年齢人口が減少していくの対して、その後のアフリカの生産年齢人口が長期間に渡って、世界の最高であり続けるのです。
アフリカの4つの魅力
①資源等の獲得の場として
アフリカには石油、ガス、銅、ダイヤ、レアメタル、タコ、ゴマ、マグロなど
②将来の有望市場として
将来有望な市場そして進出、何と言っても世界最高の人口を抱え、最も若い市場となるのですから、魅力ですね。
③生産拠点として
安価な労働力の有望拠点として
ケニア等の東アフリカでは、外国資本により縫製業が立ち上がっており、かつての中国や東南アジアと同様の発展を遂げる可能性があります。
④新たなビジネスモデルの発展と実証の場として
金融、医療、物流、ITなどイノベーションの社会実験の場として活用
ここが一番の注目ですね。
現状では道路がない、銀行口座を持っていない人が多い、医院が充実してない等のインフラの未整備であることが、かえって先端技術の導入を促進するのです。
リープフロッグ現象
①M-PESA
携帯電話の通話時間を利用した資金決済手段です。6桁のコードが分かれば、送金が出来ていしまします。
アフリカではホームレスもこの6桁の番号をつかって、資金を受け取っているのです。
また、海外送金を無料で行うアプリも開発され、注目されています。
日本のキャッシュレス決済比率は約20%程度ですが、ケニアでは50%を超えているのです。
②遠隔医療
アフリカでは医師の数が少なく、日本の1/25ほどです。
また道路が未整備で、移動が難しいのです。
そこで遠隔医療が発達しています。
まずはAIが初期症状に対して診断を下し、医薬品を配送するのです。これで約7割が解決します。
それでもダメならばナースが出向き、それでもダメならば医師が出向く仕組みです。
医師まで必要なるのは全体の約2割のみです。
これが日本に導入できれば、莫大な医療費を抑制することが出来ます。
③ドローン
先述した様に、道路が未整備あるため、ドローンが発達しており、医薬品や血液を運んでいます。
日本の様に、荷物が落下したらどうなる、うちの敷地を上を飛ぶなという様な問題がないことが、導入を促進しているのです。
まとめ
アフリカには今後最後のフロンティアとして、投資する魅力があります。
また、アフリカで行われている先端技術の導入が逆に今後、先進国に逆輸入されることが予想されます。
投資家としては、この様な動きを一早く捉え、今後どの様な社会になるのか、どの様な企業や人が活躍するのかを見極めていく必要があります。
Where there is a will, there is a way!
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