雇用統計鈍化でテーパリング決定は11月以後に

経済

雇用統計の内容

昨日発表された米国の非農業部門雇用者数は、過去7カ月で最も少ない235千人増、市場予想の73.3万人も大きく下回りました。

内訳は、BtoBサービスや輸送、教育、製造業で増加したものの、小売、飲食、園芸品店等で減少、レジャーでは変わらずという結果となりました。

やはりデルタ株の蔓延から、その影響を受けやすい業種の雇用が伸び悩んでいるということでしょうか。

コロナ後では17百万人分の雇用が回復したものの、依然コロナ前に比して5.3百万人分(3.5%)低い水準にとどまっています。

市場の反応は

NYダウは▲0.21%、Nasadaqは+0.21%、S&P500は▲0.01%と株式市場の反応は限定的でした。

また、ドル円はやや下落して若干のドル安でしたが、米国10年債利回りやや上昇、NY金市場は上昇とまちまちな展開でした。

どちらにしてもさほど大きな反応は無かったと考えて良いでしょう。

テーパリングはどうなるか

FRBの一部議員からは、80万人から100万人の雇用増加が7月と8月で見られれば、10月からのテーパリング開始が妥当との見解が出されていました。

しかし、今回の弱い雇用統計を受けて、テーパリング開始決定はは11月のFOMC以後にずれ込んだと考えて良いでしょう

雇用の今後は

今回の雇用統計では、小売、飲食、レジャー等の非製造業の雇用が伸び悩んでいる状況が浮き彫りとなりました。

同日に発表された米国の非製造業の景況感を示す、ISM非製造業景況指数を見ると、前月から約2ポイント低い61.7となったものの、依然高い状況にあります。

デルタ株の影響は認められるものの、景気回復シナリオには依然変わりないと判断出来ます。

米国では既に失業給付の上乗せ特例が撤廃されており、学校の対面授業再開が進めば雇用の回復が再び進むと期待されます。

まとめ

雇用統計は235万人増と予想よりかなり弱い数字となりました。

内訳は、非製造業の雇用の伸びが鈍化したことによるものです。

これにより、テーパリング開始決定は11月以後に持ち越された公算が大きいものと考えます。

一方で、景気の回復シナリオが継続していることに変わりはありません。

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