ドル円が115円と突破!
これまで何度も跳ね返されていた115円の壁を遂に突破しました。
これはこれまの米国金利上昇やさらなる今後の上昇を織り込んでいたところに、FRB議長についてパウエル氏の続投が決定したことが触媒となったことによります。
一部では、よりハト派であるブレイナード氏の昇格の可能性もあっただけに、パウエル氏が続投したことで、現状の金融引き締め策に変更が無いと受け取られたためと考えられます。
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ドル円はどこまでいくか
ここからは118円程度までは真空状態となっており、意外にするすると118円水準まで上昇する可能性もあります。
その後は黒田バズーカ時代の125円が見えるでしょうか。
いずれにしてもドル円は115円~120円のレンジに移行した可能性があります。
金融当局はどう出るか?
金融当局については、日米とも当面特段の動きは無いものと考えます。
前回も指摘した様に、米国は石油備蓄を放出する等インフレ抑制に躍起であり、ドル高はインフレ抑制には好都合です。
日本としても、消費者物価は低水準であり、また政府からも補正予算の財源として緩和を求められやすい地合いで、さらにはマイナス金利解除が困難であることからも、ドル高は好都合と映るでしょう。
現に、黒田総裁は、「円安ドル高は良いこと」という主旨の発言をしていますね。
まとめ
ドル円は節目の115円を超えてきました。今後115円~120円のレンジに移行するものと考えられます。
また、日米当局からの上昇を抑制する様な動きは当面見られないでしょう。
よって、今後もドル建て資産への投資は継続する必要がありますね。
Where there is a will, there is a way!
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