FRBのインフレは一時的は間違い?

経済

米国長期金利の推移

直近40年程度の米国金利は下落傾向にありますが、さらに歴史を遡ると周期的な上げトレンドと下げトレンドを繰り返してきたことが分かります。

下図を見ると、1981年に始まった下げトレンドはいつ反転してもおかしくない状況にあると思われます。

そして一旦上げトレンドに転換すれば、向こう10年~20年にもわたる上昇傾向となる可能性も考えられます。

(米国長期金利推移)

足元のCPIインフレ率

先日発表された最新の米国CPIは前年比+5.9%と予想を上回りました。

そして変動の大きい食品・エネルギーを除いたコアインフレ率は+4.3%とこちらも高水準でした。

品目別に見ると、中古車が+24%、エネルギーが+42%増となったことが目を引きます。

よってこれらの価格高騰が収まれば、インフレが落ち着くというのが大方の見方です。

本当にそうなのでしょうか?

本当に(CPI推移)

家賃の上昇

下図は米国の不動産価格の推移を示すケースシラー住宅価格指数の推移は非常に強い上昇傾向にあることが分かります。

そして家賃は不動産価格に約1年~1年半程度遅れて上昇する傾向があり、CPIに占める比重は約3割と非常に高いのです。

よって今後、家賃の上昇によりCPIが上昇することが考えられます。

(ケースシラー住宅価格指数推移)

賃金の上昇

賃金も上昇しています。

コロナ禍で失われたこようの約8割が回復する中でも、雇用参加率は61%台とコロナ前を大きく下回っています。

これは、コロナ感染を危惧した就職へのためらい、業種選別、退職の増加等が影響している様です。

結果、新規失業保険申請件数や失業率も低下しています。

そして、賃金が上昇しているのです。

これは悪い賃金上昇となり、また悪い物価上昇を招く可能性があります。

(米国の賃金率推移)

株式市場への影響は?

インフレが高止まりするとなれば、 FRBはテーパリングや利上げの前倒しを迫られ可能性があります。

現に一部連銀の総裁から、テーパリングを早めるべきとの発言がでています。

そうなれば、株式市場に悪影響を及ぼす可能性が懸念されます。

まとめ

足元では、米国でインフレ高止まりが続いていますが、FRBは一時的と思われるとしています。

しかし、住宅価格や賃金が上昇し、今後悪いインフレを招く可能性があることには注意が必要です。

そしてその場合、FRBはテーパリングや利上げの前倒しを迫られ、株式市場に悪影響を及ぼす可能性があります。

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