FRB利上げでも株価は崩れない!

資産運用

FRBはタカ派姿勢に

12月14日~15日に開催されたFOMCにおいて、FRBはテーパリングを加速し、従来の予定よりの2倍のペースとしました。こにより、テーパンリングの終了時期は、来年の6月から3月に前倒しとなりました。これは、前回テーパリング時の4倍のペースです。

そして3月のテーパリング終了から「そう遠くない時期」に利上げに踏み切る可能性があることも言及しています。また利上げ予想回数は、2022年に3回、2023年に3回、2024年に2回に引き上げられました。

ただ以上は、事前の市場コンセンサス通りです。市場は逆にあく抜けから上昇する反応となっています。

昨日は、ナスダックの下げから、やや下げていますが、出来高は大きくなく、またMACDは依然として上昇しています。恐らくは、上値でのマイナスポジション解消の動きがあったと思われます。

(CME FEDウオッチより、2022年末の政策金利は3回引き上げが最多)

(S&P500株価チャート)

利上げは株価にマイナスか?

これまでの歴史を振り返ると、金利上昇がイコール株価下落とまでは言えないことが分かります。

一般にFRBが金利を引き上げる時は、米国経済が好調な時です。現に、米国の経済成長について、FRBメンバーのコンセンサスは、2021年5.5%、2022年4.0%となり、その後も2%超の成長が続くとしています。

過去を見ても金利上昇により株価が下落した局面は、10年金利が米国の潜在成長率を上回った局面であることが分かります。例えば、2000年~2002年、2008年~2010年です。

そして現在の潜在成長率は、米国議会予算局によると、約4%(実質経済成長率2%+インフレ率2%)となっています。これに対して、米10年債利回りは1.4%台となっています。よって、現在の金利水準は、景気を冷やす様な水準ではないことが分かります。

さらに短期金利である2年債金利は0.6%程度であり、10年債金利よりも0.8%程度低い状況になりあります。これが意味するところは、いまだ金融緩和状況にあるということです。

今後は利上げにより、2年債金利も上昇することが考えられ、10年債金利に接近することも予想されます。それは、金融緩和の終了を意味するものではあります。

しかし、前述の通り、潜在成長率が4%程度ある以上、例えばその時点での10年債金利が2%程度だとしても、株式に投資妙味があることになります。また米国長期債には、唯一投資妙味のある先進国の国債として海外投資家も買っており、このことが米国国債利回りの頭を抑えやすいこともサポート材料です。

おりしも現在の景気回復はコロナ禍からの1年目であり、過去のサイクルからすれば、この好景気は5年~10年継続するものと考えられます。

(米国の景気循環)

まとめ

FRBはテーパリング加速、利上げ前倒しを示唆しました。

しかし、これは市場コンセンサスの通りであり、発表後にあく抜けから市場は上昇しました。昨日は下げましたが、上値のマイナスポジションの戻り待ち売りと考えられます。

アメリカ経済はコロナ禍からの回復局面にあり、未だ経済成長の1年目であって、この好景気は過去の循環からすれば、あと5年~10年継続する可能性が考えられます。また潜在成長率4%に対して、金利水準は低く、今後の利上げを経てもこの水準には容易には到達しないと考えられます。

よって今後も慎重ながら、米国株投資を継続する方針です。

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