パウエル議長の発言
パウエル議長は21日、全米企業エコノミスト協会(NABE)で講演し、「FF金利誘導目標を1会合ないし複数の会合で0.25ポイント超引き上げる、より積極的な行動が適切だとの結論に至った場合は、そうするだろう」と述べました。
これを受けて市場の金利織り込みはさらに進んでいます。
年末時点でのFFレートは2.25%~2.5%が最多となっています。これはあと6回会合全てで利上げが実行され、かつそのうち2回で0.5%の利上げが行われると予想していることを意味します。

株価はどうなるか
一般的には、利上げが行われる時は景気も良く、株価は上昇することが多いと言われます。
今回もコロナ禍からの金融相場から、業績相場へ移行することを基本的な視座として見てきました。これは今年の中間選挙後、大統領任期3~4年目は積極的な政策が出やすいことからも肯定的に捉えていました。
しかし0.5%の利上げを含む早いペースでの利上げが行われるとなれば、見方は変わりそうです。
下図で言えば1993年~1994年も早いペースで利上げが行われたのですが、株価はボックス相場となりました。
さらに今回は量的引き締めが予定されているのです。株価はさらに軟調になるのかもしれません。

対応は
以上から、株価には慎重にならざるを得ません。
インフレは当面高止まりするとも思われ、商品や不動産等のリアルアセットや、インフレに対応できる銘柄にへの投資をしていきたいと思います。
Where there is a will, there is a way!
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