本日の内容
今般VTIを売却しました。
理由は米国長期金利が上昇傾向にあること、また3月0.5%利上げや早期量的縮小の可能性が取り沙汰される中、市場は未だ十分にそのことを織り込んでいないことがあります。
そして利上げに加えて何と言ってもGAFAMの終わりの始まりの可能性も懸念されるからです。
反トラスト法での訴訟や個人情報の取り扱い、国際的な課税網構築なども懸念されます。
よってGAFAMの組み入れ比率が25%と高いVTIは一旦売却しました。
VTはそのまま保持しています。
今後のインフレ率の動向やFRBの姿勢を見極めて、今後の投資方針を検討したいきたいと思います。
足元の動き
ナスダック100は昨年10月の水準まで下落しました。

S&P500も昨年10月の水準まであと僅かです。
そして出来高も大きく増加しています。よって相応の売り圧力があることが窺えます。

インフレの動向、FRBの姿勢
インフレは直近でCPIが約7%上昇しています。
今後基準年効果が剥落することで、インフレ率が鈍化することが予想されます。
しかし賃金インフレや賃料上昇が起きていることを考えると、想定以上にインフレ率が高止まりする可能性があります。
その場合、FRBはタカ派姿勢を強めざるを得ません。
最近は、3月での0.5%利上げが取り沙汰され、また早期の量的縮小も囁かれています。
この点市場の織り込みは未だ十分ではない可能性があります。
3月時点では0.25%、12月時点では1.0%の利上げを織り込んでいるのみです。
よってもしインフレ率が高止まりすれば、現在の市場の織り込み以上に、金利が引き上げられる可能性も懸念されます。
その場合はさらなる株価下落の可能性もあります。
(CME FED ウォッチ 3月時点)

(同 12月時点)

対応は
金利が上昇するとなればグロース銘柄はやられます。
この辺はとうに下りました。
そしてそれはGAFAMにも及ぶ可能性があります。
コロナ禍の終了による在宅需要の終了に加え、 反トラスト法での訴訟や個人情報の取り扱い、国際的な課税網構築なども懸念されます。 世界中が左傾化に走っていることがなんとも不気味です。
また最近は米国株ブーム、GAFAMがブームになっている様にも思われ、この点も今後の反落リスクを想起させます。
私は今般、GAFAMの構成比率が25%と高いVTIも売却しました。
インフレ率が落ち着いてFRBのタカ派姿勢が和らげば再度戻るかもしれませんが、それまで様子を見ます。
ただ全下りした訳では無く、VTや高配当株は保持しています。
来年に向けて、業績相場に移行して、再度株価が上昇することを期待したいものです。
航路を守りつつ、あくまで微調整というスタンスです。
最後に
ナスダック、S&P500ともに下落傾向になっています。
インフレ率上昇やFRBのタカ派姿勢から、市場の状況が変わっている様に思えます。
その動向を見極めるべく、今般VTIは売却しました。
ただ、来年向けて、業績相場に移行できれば、再度株価は上昇する可能性もあります。
Where there is a will, there is a way!
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